- Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003241851
感想・レビュー・書評
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ドイツ古典哲学の本質 改訳
(和書)2013年11月01日 21:52
1973 岩波書店 ハイネ, 伊東 勉
柄谷行人さんがハイネが良いと言っていたので、図書館で何冊か借りてみた。確かにいい。その良さを明確に知るために僕は今までいろんな回り道をしてきたように思う。
ハイネが言っているように僕は追い詰められて改宗した。しかし追い詰められなければ決して改宗などしないのだ。死ぬほど追い詰められて改宗したけれどそれが何かを証明するものではない。僕についての改宗とは僕の実際生活における比喩である。
天才でしか知りえない障害があるという。こういった指摘を明確にすること自体が人を救うように感じた。
兎に角いい本でハイネのファンになってしまった。ハイネの本をまとめて読みたいのでいい全集か選集を探してみたい。ハイネのいい本を探してみたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
160116 中央図書館
高校生でも理解できそうなレベルの親しみやすいスタイルで、ドイツの宗教・民俗的背景からカント、ヘーゲルに至るドイツ観念論のココロまでを一望させてくれそうな本・・と思ったが。
Amazonで小谷野敦が酷評してるし・・。 -
ハインリッヒ・ハイネのイメージが一変する本。
ドイツ哲学の入門書としても最適。
改訳って、旧訳とどのへんが違うんだろう。 -
河合塾の世界史担当講師青木さんが薦められていた本。