浮世のすがた 他六篇 (岩波文庫 赤 518-8)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (228ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003251881

感想・レビュー・書評

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  • 再読。最初に読んだときにとても面白いと思ったから手元に残していたはずなのだけど、20年ぶりくらいで読んだらそうでもなかった。基本的にどの作品もとてもシニカル。ガリバー旅行記風の「ミクロメガス」は設定が面白かったけど。いちばん長めの「ジェニー物語」は、イケメンだけどおバカで放蕩しちゃうジェニー君が、英国紳士のパパに説経されて連れ戻される話だけど、そもそもなんでこんな完璧なパパの息子がこんなおバカになっちゃったのか不思議。

    ※収録作品
    「浮世のすがた」「片目の人足」「コシ・サンクタ」「メムノン」「ミクロメガス」「ジャノーとコラン」「ジェニー物語」

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著者プロフィール

1694年にパリで公証人の息子として生まれ、20歳を過ぎた頃から83歳(1778年)で没するまで、詩、韻文戯曲、散文の物語、思想書など多岐にわたる著述により、ヨーロッパ中で栄光に包まれたり、ひどく嫌われたりした文人哲学者。著書に『エディップ(オイディプス)』『哲学書簡』『寛容論』『哲学辞典』などがある。

「2016年 『カンディード』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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