西郷南洲遺訓―附・手抄言志録及遺文 (岩波文庫)
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この作品からのみんなの引用
みんなの感想・レビュー・書評
維新の巨人、西郷の遺訓。かなりの小著ながら旧字体と言い回しの古典ぶりに時間がかかってしまった。しかしそのまま読んだということはいいこと。その素朴な人柄と、大物ぶりがうかがえる。
11/12/8
11月3日、文化の日は、明治天皇の誕生日なんですよね。
そんなこともあって、山本昌之さんが引用していた『西郷南洲遺訓』を読んでみた。
まず、高校時代にたたき込まれた漢文の知識で、結構すらすら読めた。
①万民の上に位する者、己を慎み、品行を正しくし、驕奢を戒め、節倹を勉め、職事に勤労して人民の標準となり、下民その勤労を気の毒に思う様でなければ、政令は行われ難し。(p6)
②正道を踏み国を以て死るるの精神なくば、外国交際は全かるべからず。(p11)
③命もいらず、名もいらず、官位も金もいらむ人はしまつに困るものなり。このしまつに困る人ならでは、艱難を共にして国家の大業はなしえられぬなり。(p15)
さすが、西郷さん、わかりやすく、潔白な心をもって遺訓を語っています。
108ページの薄い本なので、よく失踪します…。西郷さんにしては似つかわしくない振る舞いです。座右にしなければ相手にしてくれない、ということでしょうか。南洲を知るには、まずこの一冊です。日本を知るにも然り。。
久しぶりに読み直した。 「近思録」「伝習録」「大学・中庸」と新儒学の基礎的な著作を読んでからだったので、誤読していた部分、理解不足だった部分を補うことができた。 西郷隆盛は陽明学を実践し、常に人欲を排し、死の恐怖を克服し、誠を全うし続けたようだ。 この本に書かれていることは大別すると「誠を実践した状態の説明」と「誠を実践するためにどうしたらいいのか?」の二つだ。 儒教は... 続きを読む »
西郷隆盛の「南洲翁遺訓」や「手抄言志録」、それに問答、書簡、遺教、逸話などを収めた本です。 それにしても、初版が1939年で、そのまんまの文章で書かれていて、非常に読みにくいです。中国の古典と違って、日本の古典はなかなかいい口語訳や解説をしている本が少ないので困ります。 感想というよりは、なるほどなと思ったところを抜粋。 「道は天地自然の物にして、人は之を行ふものなれば、天... 続きを読む »







