無門関 (岩波文庫 青 312-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003331217

作品紹介・あらすじ

「犬にも仏性がありますか」という問いに、趙州禅師は「無!」と答えた。ここに提示された「無」の字こそ宗門に於て最も大切な関門にほかならない-中国宋代の禅僧無門慧開(1183‐1260)が編んだ公案集『無門関』は、「趙州無字」を初関として全48則、いわゆる「東洋的無」「絶対無」の原典として世界的に著名。付・現代語訳。

感想・レビュー・書評

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  • あとがきを読んで初めてこの本の読み取り方が分かった。

  • wú!

  • はっきり言ってよくわかりませんでした。終戦の時の天皇陛下の玉音放送の草案に関わったとされるあの山本玄峰老師の名著「無門関提唱」も読みましたが歯が立たず。私にとって長い目で理解しようかと思う1冊です。

  • 初めて読んだ公案集。分かったような分からないような不思議な感覚に陥った。しかし、高校時代を通して1番魅了された本で1番繰り返して読んだ本。漢文の練習にもしてた(笑)

  • 1229年、中国宋代の無門慧開編纂にかかる公案48則。
    難解というのは簡単だが、簡単に言ってしまえは野狐禅に堕ちる。かといって奥が深いと気取っては浅薄なのがバレバレだ。結局、ジタバタしながら今を愚直に生きるしかないか。

  • 有名な禅の公案(禅僧が悟りを得るための問答、クイズ)集。
    一度読んだ感じでは論理破綻でクレイジー。
    しかし、言葉で伝える事の出来ない事を伝えようとするとこうなるのか。
    すごい。
    悟った人はこれが分かるのか、、、
    でも、個人的には面白いと感じた。
    禅の悟りが分別知を超える事を目指していると言う事を考えると、一部納得のいく箇所もある。
    しかし、ほとんどの部分はナニコレ、、、ってなる。

  • 禅の公案集。

    答えの出ない問題を禅問答というように、
    中身は不条理のオンパレードである。
    だが、封建時代に書かれた書物であるにも関わらず、
    権威主義に陥らず、馬鹿正直な禅宗の世界を窺える。

    色々と分かった風なことを書きたくなったが、
    多分こういう風に書くのが正しいのだと思う。
    こんな本から得られる物は何もない。
    読んでいる暇があったらくそしてねろ。

  • 禅の副読本という感じ。何冊目かの本として読むのがきっといいと思う。

  • よもやこの種の本に良し悪しかあるとは…これは合わん

  • 2016/1/18読了。

    何一つわからない。何が書いてあるのもわからないし、何が求められているのかもわからない。どう読めばいいのかもわからない。推理小説のように推理の元で正解を当てるようやエキサイティングさも感じたが、多分間違っているのだろうなと思う。

    仏教、奥が深すぎ。

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