十八世紀パリ生活誌 下: タブロー・ド・パリ (岩波文庫 青 455-2)

著者 : L.S.メルシエ 原宏

制作 : 原 宏 

• 岩波書店 (1989年7月17日発売)

感想・レビュー・書評

[titowg7さんの感想 · 2016年10月28日]

新書文庫

[daneelさんの感想 · 2016年9月26日]

当時のパリ風俗について書かれているが、「教育問題（特に外国語教育）」や「税金問題（富裕層が優遇されている）」などを読むと、現代もさほど進歩していないのがわかる

[sasakiarchtjpさんの感想 · 2010年2月17日]

目次
4 食の世界(食通
中央市場
菓子屋・焼肉屋
牡蛎
四旬節中の肉料理 ほか)
5 モードと文化(モードを売る女たち
お作法の先生
黒人の子ども
小学校
経験医 ほか)
6 司法・警察・税金(裁判所
商事裁判所
民事代官屋敷
代訴人・執達吏
公証人 ほか)

[うずまきさんの感想 · 2010年1月14日]

メルシエの辛口批評による描写を、頭から丸々信じていいものやら悪いものやら。
本としては良書だけど、コレをコレとして100％真に受けてしまうとダメかも知れない。
あくまでも、メルシエの感情を通過して描かれたパリ。手に取りやすい本だとは思うけど、だからこそ尚更他の風俗史も並列して読まなければならないのではないかしらー？

でも結局、パリってカオスだから面白いんだよなぁと思うんだけどね。だからこれはこれで良いんだよ。うんうん。