弁論家について 下 (岩波文庫 青 611-5)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003361153

作品紹介・あらすじ

高雅、高尚、長閑な弁論家・弁論術談義が、対話篇の形で倦むことなく展開されていく。だが、この"清談"は、実は熾烈な政治闘争と動乱という凄まじい"ローマの現実"のただなかで行なわれたものであった-。実践弁論に携わり、その弁論により仆れた"弁論術について語る弁論家"キケローが、ローマ的な弁論術を追究する。

感想・レビュー・書評

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  • 同上

  • 読書猿さんの
    「よく考えるための10冊/思考技術のためのプラチナ・クラシックス」
    http://readingmonkey.blog45.fc2.com/blog-entry-500.html
    シリーズ

    下巻は、相手・聴衆を動かすためには品のよいユーモアが必要と、実例を出してくるが、さすがにローマジョークは難しい。
    言葉の用い方、身振りも実例があるが、これも自分で現代にあわせるよう
    自分で置き換えるよう努力しなければ。
    そして、最終巻が悲しいので★は4。

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著者プロフィール

前106-43年。共和政ローマ末期の政治家・弁論家・哲学者。代表作は、本書所収の二篇のほか、『国家について』、『弁論家について』、『トゥスクルム荘対談集』など。

「2019年 『老年について 友情について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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