キケロ-書簡集 (岩波文庫 青 611-7)

著者 :
制作 : 高橋 宏幸 
  • 岩波書店
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本棚登録 : 59
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (595ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003361177

作品紹介・あらすじ

古代ローマの政治家・弁論家キケロー(前106‐前43)の書簡は、激動の時代に重要な役割を担った人物の証言として、計り知れない歴史的価値を持つ。「うちとけて、おかしみのある」調子で語られることもある書簡には、公刊を前提に書かれたものとはひと味違った、生身の人間キケローの多面的な姿があらわれている。112通を精選。

感想・レビュー・書評

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  • ローマ人はガリア人に体格・活力で劣り、イスパニア人には人数で負け、エトルリア人には鍛冶の技能で負ける。ギリシア人には学芸においてかなわない。しかしローマ人は宗教的敬虔さにおいて優れている。キケロ

    国家とは法に同意して集まった人間の集団である。キケロ

    黙して隠された敵意は、公然と言われた敵意よりも怖れられるべきである。キケロ

    庭と図書館さえあれば、他は必要ない。キケロ

  • 著者:マルクス・トゥッリウス・キケロ(Cicero, Marcus Tullius, 106-43B. C、イタリア、哲学)
    編者:高橋宏幸(1956-、千葉県、西洋古典学)
    年譜:兼利琢也

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著者プロフィール

前106-43年。共和政ローマ末期の政治家・弁論家・哲学者。代表作は、本書所収の二篇のほか、『国家について』、『弁論家について』、『トゥスクルム荘対談集』など。

「2019年 『老年について 友情について』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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