法の哲学: 自然法と国家学の要綱 ((下)) (岩波文庫 青 630-3)
- 岩波書店 (2021年4月19日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (500ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003363034
作品紹介・あらすじ
一八二一年に公刊されたヘーゲルの主著の一つ。下巻は、家族から出発する「第三部 人倫」を収録する。放埓と退廃がはびこる欲求の体系としての市民社会、その動的展開の揚棄を介して、人倫的理念の現実性としての国家のあり方へと進む。ここに描出される近代の自画像には、現代にも通じる洞見が含まれている。(全二冊)
感想・レビュー・書評
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ヘーゲルが言いたかったのは法そのものではなく法で成り立っている家族、国家、市民社会、行政が法をどのように利用しているかである。抽象的用語が多いが即自的かつ対自的、人倫的、志操、定在、陶冶、アプリオリ、億見、仮象、悟性を通じてどう読み解くかが肝だと感じた。
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321.1||He||2
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