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- Amazon.co.jp ・本 (458ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003364512
感想・レビュー・書評
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生命がどうして進化するのかという謎に、生命の跳躍(エラン・ヴィタル)という答えを提案した著作。ベルクソンの時代ではエラン・ヴィタルの正体にまで迫ることはできなかったが、それには複雑系の科学が答えを出してくれるかもしれない。体験と科学的手法を重んじたベルクソンの生命に対する態度は、現代にも通じるものがあると思う。
後半には、知性が対象を把握する仕方とそれに伴う誤謬についての記述もあり。大味だけど何とも刺激的な一冊です!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
『新たな時代の扉へ』
自らのルーツである数学的世界から哲学の世界へ。
そして、科学との対決から生命の世界へ。
知性と本能が合致した先に、未だ嘗て創造的でしかなかった進化へ到達できるのか。
まさに生の哲学のノイズが私の血肉を通り越してDNAへとバイブルを巻き起こす。
対象物としての一ページにティガーテイストのテンションつかむことのこの力強さ。
もう一度思い出そう。
ベルクソンの生命的爆発の残骸となって飛び散った文字たちを。
解明されることが困難な時がたち、やがて新たな扉を叩く文字たちが叫びはじめるのを。
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