- Amazon.co.jp ・本 (522ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003410585
作品紹介・あらすじ
アダム・スミスが1763年頃、グラーズゴウ大学の道徳哲学教授として行った法学講義の筆記録。彼は1759年に刊行した『道徳感情論』の末尾で、「法と統治の一般的原理」についての新たな著作を予告し、その半ばは『国富論』(1776)と結実したが、法学の理論については、晩年までその意志を表明し続けたが果すことなく没した。
感想・レビュー・書評
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著者:Adam Smith (1723-1790)
翻訳:水田洋(1919-):(アダム・スミス研究、社会思想史)
【メモ】
・補足。
『アダム・スミス 法学講義 1762~1763』
翻訳 水田 洋・篠原 久・只腰親和・前田俊文
価格 6,600円
判型 A5判・上製
ページ数 450頁
刊行年月日 2012年
ISBNコード 978-4-8158-0699-6
内容紹介……
“近代経済学の基礎を確立し 「経済学の父」 とも呼ばれるアダム・スミスがグラスゴー大学の道徳哲学教授としておこなった法学についての講義には、二つの聴講ノートが残されています。『道徳感情論』 以降 「法と統治の一般原理」 の解明を目指していたスミスは、法学についての著作を書く意図を抱きながら、ついに実現しなかっただけに、その構想を示す講義のノートは大変貴重なものです。そのうち、1762年12月24日から1763年4月13日までの日付のある長い方はLJ (A)、日付のない短い方はLJ (B) と略称され、これまで研究がなされてきましたが、後者についてはすでに邦訳 (高島善哉・水田洋訳、1947年) があり、2005年には新訳 (水田洋訳、岩波文庫) も刊行されました。本書は、残る前者の初の全訳となります。”
<http://www.unp.or.jp/ISBN/ISBN978-4-8158-0699-6.html>
【目次】
第1部
司法
公法学
家族法
私法
契約
第2部
生活行政
軍備
国際法
附録
国富論草稿
分業論断片詳細をみるコメント0件をすべて表示