増補 フランス文学案内 (岩波文庫 別冊 1)

  • 岩波書店
3.80
  • (13)
  • (14)
  • (23)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 346
感想 : 16
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784003500019

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  •  フランス文学の大きな流れを概観する、という意味でとても良い勉強になったと思います。読んで良かった。
     何から読んでいいか分からないフランス文学で、今後の本選びについて若干の指針が立ってうれしい。アンドレ・ジード読みたくなった。

  • フランス文学史のあらすじをガシガシ頭に入れることのできる、良質の入門書。おいしいところは残してくれている、書きすぎない説明もよいです。渡辺先生?の語り口も穏やかで、たとえばジェットストリームを聴いているような感覚… 教科書に癒される感じ
    今更ですが1人の作家や1冊の本、思想や内容も勿論大切ですが、それらが歴史の中でどういう地位を占めていたのか、ひいてはなぜ彼らは生まれたのか そういったことに思いをめぐらせるのも文学(いや歴史学?)の楽しみ方だと、これを読んで改めて思いました。

  • カバンの中に入れておきたい本。品の良い美人が集まるカフェで読むことはあっても、自宅では読まれることがない本でもある。

全16件中 11 - 16件を表示

著者プロフィール

フランス文学者。1901年、東京生まれ。1925年、東京帝国大学文学部仏文科卒業。東京高等学校(旧制)教授を経て、48年、東京大学教授、62年、同大学名誉教授。文学博士。1975年、逝去。主な著作に『フランソワ・ラブレー研究序説』『フランス・ユマニスムの成立』『フランス・ルネサンスの人々』『戦国明暗二人妃』『世間噺・戦国の公妃』『世間噺・後宮異聞』など、おもな翻訳書にエラスムス『痴愚神礼讃』、ラブレー『ガルガンチュワとパンタグリュエル物語』など。



「2019年 『ヒューマニズム考 人間であること』 で使われていた紹介文から引用しています。」

渡辺一夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×