都市の生態学 (岩波新書 黄版 383)

著者 :
  • 岩波書店
3.83
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004203834

感想・レビュー・書評

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  • 都市を生態学という視点で捉えるのは有用である。
    ソフトウェアを疫学でとらえるのに似ている。

    しかし、著者の姿勢がよくわからない。
    参考文献には自分の著作ばかり羅列していて、中で引用しているものを列記しないのは、親書だから許されるというものではないと思う。参考文献欄に「本書の性質上」と書いているが、どういう性質なのだろうか。
    これは、岩波書店の姿勢を問われるものでもある。

    P71で玉野井芳郎の図を引用しているが、引用した価値のある議論をしているか疑問である。中途半端に引用し、参考文献には掲載しないという著者の姿勢を疑問に思う。

  • この本が書かれて30年は経つと思うんだけど、条約とかの動きは進んだと思う。色々な制度も制定されて、発刊当時よりは自然保護の動きも進んだと思う。
    のだけど、生態破壊や環境変動はますます早く進むようになっていて、個人・世帯レベルでもう少し(どころではないかもしれない)努力や考え方の転換をする必要があるのかなぁ、と思ったりなどした。
    都市化が進むとハトはハトでもドバトが増えるとか、ネズミも分布が変わるとか、それぞれの話題も面白かった。

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