作品紹介・あらすじ
ジャパンマネーの猛威が吹き荒れるなかで、いまアメリカを舞台に、企業の合併・買収(M&A)が活発化している。相手の資産を担保にするLBO、株の買占めを新聞でよびかけるTOB…。新しい手法や仕組みをやさしく語り、乗取りをめぐるドラマを描くとともに、日・米の株式会社の「死に至る病」に説き及ぶ。
著者プロフィール
奥村 宏(オクムラ ヒロシ)
会社学研究家
1930年生まれ。新聞記者、研究所員、大学教授を経て、現在は会社学研究家。
著書に、『日本の株式会社』『法人資本主義の運命』『無責任資本主義』『東電解体』『パナソニックは終わるのか』『会社の哲学』(以上、東洋経済新報社)、『会社本位主義は崩れるか』『株式会社に社会的責任はあるか』(以上、岩波書店)、『エンロンの衝撃』『会社はどこへ行く』(以上、NTT出版)、『三菱とは何か』(太田出版)、『会社をどう変えるか』(筑摩書房)、『株のからくり』『経済学は死んだのか』(以上、平凡社)、『会社学入門』『徹底検証 日本の電力会社』(以上、七つ森書館)などがある。
「2015年 『資本主義という病』 で使われていた紹介文から引用しています。」
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