異郷の昭和文学: 満州と近代日本 (岩波新書 新赤版 144)

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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004301448

作品紹介・あらすじ

文学にとって昭和という時代はどんな意味を持つのか?改元によって忘却されつつある昭和の歴史-。だが、文学のアジアへの責任、とりわけ植民地への責任はいまだ明確には問われていない。戦前・戦中から現代に至るまでの様々な文学作品に描かれた異郷の地「満州」の姿をたどり、壮大な夢と厳しい挫折に織りなされた昭和の精神史を描く。

著者プロフィール

1951年2月、網走市に生まれる。文芸評論家。1981年「異様なるものをめぐって──徒然草論」で群像新人文学賞(評論部門)優秀作受賞。1993年から2009年まで、17年間にわたり毎日新聞で文芸時評を担当。木山捷平文学賞はじめ多くの文学賞の選考委員を務める。2017年から法政大学名誉教授。
『川村湊自撰集』全五巻(作品社、2015‒16年。第1巻 古典・近世文学編、第2巻 近代文学編、第3巻 現代文学編、第4巻 アジア・植民地文学編、第5巻 民俗・信仰・紀行編)。

「2022年 『架橋としての文学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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