情報公開法入門 (岩波新書 新赤版 697)

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  • Amazon.co.jp ・本 (219ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004306979

作品紹介・あらすじ

2001年4月、いよいよ情報公開法が施行される。民主主義を活性化するためには、この新しい制度を最大限利用しなければならない。情報公開法とはどのような法律であり、どういう情報に対して、どうすれば公開請求ができるのか。その基本的な考え方と仕組みを条文に沿って分かりやすく説明する、入門書の決定版。

感想・レビュー・書評

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  • 情報公開法成立の3年前に書かれた本。市民の生活にかかわる重大な情報がアメリカの情報公開法により暴露される。その例として1989年1月の東電福島第二原発三号炉レベル2の事故が日本の説明とアメリカで公開された情報の違いがわかる。このように政府が重大な情報を秘匿するのを阻止するために30年以上かけて成立した情報公開法が活用されず、また情報を秘匿する法案が通ってしまったことにとまどいを隠せない。

  • 法律の勉強してないと難しいと思うなあ

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著者プロフィール

ブリテッシュ・コロンビア大学ペーター・アラード・スクール・オブ・ロー教授

「2024年 『メディア法研究 第2号』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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