- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784004317128
感想・レビュー・書評
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保育崩壊の後に読了。保育所の実態の他に事業としての保育園(人件費やその仕組みなど)について詳細に書かれているのでとても勉強になった。安心して預けられる保育所、保育格差をなくすために、子供の最善の利益のために、全国で成されている具体的な取り組みや思想が書かれていて前作よりも希望が持てた。
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重い
知れてよかった
暗い気分になる -
タイトル通り、「どこの保育園に入るかで大違い」ということをインタビューなどであぶりだした本。これから保活をする方も、既に保育園に子供を預けている方も読んでおくといいかもしれません。悪い保育園の見抜き方が分かるようになります。
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搾取の構造は多分そうなんだろうと思う。でも、全体通して、じゃあどうすりゃいい?ってのが見えない。なぜ保育園だけが産業として成り立たないのか?
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最初から膨大な定量データの山にうわっと来たが、中身は保活する親なら知っておくべき内容。
保育士に限らず、毎日人のケアをする仕事に携わる方を本当に尊敬する。求められるものが高度でレベルの高いものにもかかわらず、その価値に見合う対価が支払われていない事に対しても矛盾を感じる。
保育園の問題は最近メデイアでも随分取り上げられるようにはなってきたが、その先の学童の話はまた目から鱗だった。 -
前半の保育の状況を読むと暗澹たる気持ちになりましたが、その原因が中盤で分析され、後半に載ってる「安心して預けられる保育所」を読んで少し希望が感じられました。保育環境の改善が結果的に少子化の抑制につながり、企業にとっても雇用環境の改善になってハッピー、みたいなストーリーを社会で共有できるといいのかなぁ〜?そうすれば悪徳保育業者はいずれ淘汰されるというのは甘いだろうか。
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たしかに増えればいいって問題じゃないよなー
子どもが人質・・ -
保育園に入園を考えているママさんは一読の価値あり。
自分はただただいい保育園に恵まれたということに感謝。
保護者向けっていうよりは保育園勤務を希望している人も読む対象。これを読んで研究していい保育園につとめてほしい。
学童の話もでてくる。
人件費比率というのは全く気にしたことなかったが今後この数字をみれば「あ~ここはそーいう考えなのね」とわかるようになった。
ただ身近な幼稚園経営者によると、7~8割以上超えると今度は経営がなりたたないってことなので、人件費比率が高けりゃいいってわけじゃないらしいです。
本当、保育園によって全然ちがうし実態が見えないので保護者も選ぶのは大変だと思うが、なによりも「こどもが保育園に行きたがらない」っていうのが一番わかりやすい指標なのかなと。
うちの子は0歳から預けてるけど一回も保育園自体がいやで登園拒否っていうのはない。(ベビーカーが嫌だ、とか絵本読んでからじゃなきゃいきたくない!っていうのはある)
あと親も保育園との係わり合いを億劫がらずに遠慮しないでどんどん聞いたつっこんでいくことが大事だとおもった。
結局は保育士の本人の適性がその園や保育内容に影響してくるから、むずかしいよなぁと思った。とにかく人を大事にしない保育者には当たらないように祈るばかりですね。
後半はもっと専門的な数字を交えた話がでてきたので飛ばしました。ちゃんと読めば勉強になるかと。 -
保活の情報収集用に買いましたが、
「まえがき」だけですでに読み進めたくなくなりました。
おそらくすべての保育園がひどいわけではないので、
すべての保育園に対して疑心暗鬼にならなくてもいいと思いますが。
(どうしてもオールオアナッシングで物事を見てしまう癖があります)
筆者は待機児童が減らない最大の要因は、そもそも0歳児保育の利用希望者数の見積もり誤りによるのではないか・・・と見ていますが、きっと本当に需給がアンバランスになっているんだとと思います。
保育の質を下げることなく、受け皿を増やすのが今後の課題ですね。