本: 起源と役割をさぐる (岩波ジュニア新書 476)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005004768

作品紹介・あらすじ

人間ひとりひとりを自立させ、世界や真実に目を向けさせる-そんな力をもつ本。その源流はどの時代までさかのぼれるだろうか。数千年の昔、メソポタミアで粘土版に、中国で甲羅に文字を刻んだのは、なぜ。紙はいつ発明され、どう世界に普及したのか。広く世界に目を向けて本の起源を探り、本とのつきあい方を考える。

感想・レビュー・書評

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  • 本の起源と役割は、文字の起源と役割と相似という前提のもとに、主に文字について記述している。
    聖書のような宗教的な本は、長く伝えられてきている。
    情報伝達の仕組みとしての文字と本。
    断片的ではあるが、さまざまな知見を教えてくれる。

  • ふむ

  • 読むべき本が古典であれなんであれ、「自分の中にある問い」が大事なんだということを再確認させられた。

  • ところどころいいんだけど、全体的に押し付けがましい。
    話し言葉よりで、読みにくいところがある。

  • [ 内容 ]
    人間ひとりひとりを自立させ、世界や真実に目を向けさせる―そんな力をもつ本。
    その源流はどの時代までさかのぼれるだろうか。
    数千年の昔、メソポタミアで粘土版に、中国で甲羅に文字を刻んだのは、なぜ。
    紙はいつ発明され、どう世界に普及したのか。
    広く世界に目を向けて本の起源を探り、本とのつきあい方を考える。

    [ 目次 ]
    1章 何が本なのか
    2章 本のはじまり
    3章 思想を分配する
    4章 紙の発明と伝達
    5章 アルファベットの役割
    6章 本の性格・本とのつきあい方

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    [ 参考となる書評 ]

  • 前半は、本の歴史についてで、初めて知ることも多く面白かったんですが、
    後半は、著者の思想が色濃く出ていて、私には共感できない点も多く、いろいろと違和感を感じました。

    〈読了日:2009.8.22〉
    〈所在:図書館(060200400735)〉

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著者プロフィール

1921-2017。評論家、エッセイスト、難民支援活動家。著書に、『聖書を旅する』(全10巻)、『お嬢さん放浪記』『こころの座標軸』など。難民支援活動の一環に〈犬養道子基金〉を創設した。

「2021年 『やさしい新約聖書物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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