- Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005005116
作品紹介・あらすじ
1個のケーキを二人で分ける方法は?オーダーメイドの手芸店を開くには?ゴミにはどんな値段がつくのか?「こづかいの使い方こそ経済の原点」との立場から、身近なことがらを題材に、子どもたちが参加する経済教室がネット上で開かれた。そこに出てきた情報や意見を紹介しながら、経済とはどんなものかを考え、身につけていける1冊。
感想・レビュー・書評
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1個のケーキを二人で分ける方法は? オーダーメイドの手芸店を開くには? ゴミにはどんな値段がつくのか? 「こずかいの使い方こそ経済の原点」との立場から、身近なことがらを題材に、子どもたちが参加する経済教室がネットで開かれた。そこに出てきた情報や意見を紹介しながら、経済とはどんなものかを考え、身につけていける一冊。
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子供向けの本だと、侮っていたのですが、どうしてどうして、本質をついた話に発展していきます。経済の入り口としては、非常に良い本だと思いました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【要約】
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【ノート】
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「幸せの形は一つではありません。幸せになるために必要なものも一つではありません。
でも、幸せになるために使うことができる資源には共通性があるのです。
経済という科目が問題にするのは、幸せの中身ではありません。幸せになるために資源をどううまく使うかなのです。
経済では、どうすれば幸せになるかは教えてくれません。
だって、あなたの幸せは、あなた自身しか知らないでしょ?
でも、あなたが幸せを実現するために、限りあるお金と時間をどう上手く使うかを考える方法を教えるのが『経済』という科目の仕事。
-はじめに より-
経済という漠然とした概念について、非常に分かりやすく解説をしてくれた。
経済は「お金持ちになるための学問」ではない。
限りある資源を上手に分配して、みんなが「幸せ」になる方法を考える学問だ。 -
4-00-500511-x 214p 2005・6・21 1刷
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中高校生向けに書かれた内容だけど、経済知識をたくさん勉強できた。知ったような気持ちで新聞やテレビなどの経済記事に接しているが、この本読んで見るとより深くその内容を理解できることになる。
内容は優しく書いてあるので、スイスイ読み進めても行ける。読んでよかった本です。 -
分かりやすかった
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e教室というインターネットでのやり取りを本にしたものらしい。会話のやり取りなので、とても読みやすい。ただ読んでるときは納得しながら読んでいたけれど、一冊読み終わって経済の考え方がわかったかというと微妙??ケーキやおこづかいなどを題材に、どうやったらより良い幸福な社会にしていくかを考える。よくわからない「ケイザイ」へのさわりとして。
中高生の時にもっとこういう本を読んでいれば…。 -
高校経済教育の第1人者による本。インターネットのやり取りをまとめたもの。考えさせる教材であり、平易な表現ながら本格的な経済書という印象を持った。