数字とことばの不思議な話 (岩波ジュニア新書)

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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784005006847

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  • この本でとりあげるものは「数字」を柱に、アクセント、発音、人称、語順、語彙、文法、言語習得と言語学のいろいろな分野にわたっていて、扱う言語も日本語を中心に、英語ばかりでなく他の言語の例も豊富に引き、まさに次から次へ疑問の扉を見つけていくつくり。
    毎日なにげなくつかっている数字の発音や表現の仕方などをよく観察することから、言語学にとどまらず広く学問の世界の、個別の小さな疑問から大きな法則を解き明かしていくおもしろさ、興奮が味わえる好著。

著者プロフィール

窪薗晴夫(くぼぞの はるお)
エディンバラ大学大学院博士課程修了(1988年)。PhD(言語学)。現在、国立国語研究所理論・対照研究領域教授。著書に『一般言語学から見た日本語のプロソディー―鹿児島方言を中心に―』(くろしお出版、2021)、『通じない日本語』(平凡社、2017)、『アクセントの法則』(岩波書店、2006)、『日本語の音声』(岩波書店、1999)、『語形成と音韻構造』(くろしお出版、1995)などがある。

「2022年 『言語コミュニケーションの多様性』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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