ヨーロッパがわかる――起源から統合への道のり (岩波ジュニア新書)
- 岩波書店 (2013年12月21日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005007615
作品紹介・あらすじ
古代ギリシャからローマ帝国、十字軍、大航海時代、ルネサンス、フランス革命、二つの世界大戦、東欧民主化…、そして現在のEUへと至るヨーロッパ形成の過程をたどります。ユーロ危機をはじめ、様々な困難を克服しながら統合への努力を続ける欧州の歴史と今を描きます。
感想・レビュー・書評
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230-A
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紀元前の古代ギリシャから二度の大戦を経て、現代のEU事情まで、ヨーロッパがたどってきた歴史がコンパクトにまとめられている。読みやすくわかりやすい本でした。ヨーロッパに関する入門書としていいかも。
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とってもざっくりとしたヨーロッパ(中心は西ヨーロッパ)史のおさらいとして、まずは、常々「子ども向けと侮れない」と私自身書いている岩波ジュニア新書を。
目論見通り、ざーっとポイントを概観するには分かりやすい良書でした。 -
古代から現代のヨーロッパの歴史の説明からこれからのヨーロッパ地域のあり方を考えさせられる。かなり読みやすい文章。
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ヨーロッパについて何も知らなかった。
2度にわたる世界大戦の後、どんな思いでEUを発足して共に連携を築き上げてきたか。
それぞれの国の背景を知るにはベストな入門書だと思う。 -
‹内容紹介より›
古代ギリシャからローマ帝国、受持軍、大航海時代、ルネサンス、フランス革命、二つの世界大戦、東欧民主化……、そして現在のEUへと至るヨーロッパ形成の過程をたどります。ユーロ危機をはじめ、様々な困難を克服しながら統合への努力を続ける欧州の歴史と今を描きます。
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途中から、流し読みに切り替えてしまいました。
「なぜ」そうなったのか、というところの記述も足りないように感じましたし、省略されている部分も多かったためか、唐突に人物が登場し、気づいたら時代が100年単位で進んでいる、という感じでした。
もちろん「地球史」的な視点も大切なのだと思いますが、そういう意図というわけでも無さそうで……。
「ヨーロッパは難しい」という印象を持っただけになってしまったように感じます。
社会科を専攻していた身としては恥ずかしい限りではありますが、世界史の教科書の方がよほどわかりやすいと思ってしまいました。 -
この1冊でなんとなーく『ヨーロッパがわかる』。
紀元前の古代ギリシャから、二度の大戦、現代のEU事情まで、ヨーロッパがたどってきた歴史がコンパクトにまとめられています。ヨーロッパの入門書としておすすめです。
(YA担当/ぽんこ)平成28年5月の特集「ヨーロッパを知る」 -
本当は、もっと昔に焦点を当てた本を読みたかったのですが、いつも利用している図書館で目に付いたので、借りて読んでみました。
ヨーロッパが離合集散を繰り返してきた流れについて、わかりやすく説明した本です。
とくに、近代以降の戦争がヨーロッパの離合集散に与えた影響について、詳しく説明してあります。
今後、ヨーロッパは、一体化の方向へ進むのだと思いますが、そのためには、今以上に強いリーダーシップを発揮できる人が必要ですね。
そういう意味では、ヨーロッパの一体化は、若干、脆弱な方向性のような気がしました。 -
個人的に気になったのは近現代史。第二次世界大戦とどう向き合ってきたか。