- Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
- / ISBN・EAN: 9784005009367
作品紹介・あらすじ
博物学者ゲッチョ先生の案内で、生き物の宝庫・沖縄へ出かけよう! 都会の森でホタル観察、海辺で拾える巨大な豆、ふしぎなジュゴン伝説、樹上で子育てするカエル、イリオモテヤマネコが生き残った理由——沖縄島、与那国島、石垣島、西表島、宮古島を中心に、島々の個性的な自然や文化を、臨場感あふれるイラストと共に紹介。
感想・レビュー・書評
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【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/759347詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
両親が沖縄の人なのに知らないことだらけでおもしろかった
砂浜がほとんど人工だったり、島ごとに植物や動物がぜんぜんちがったり -
石垣島の書店で旅行最終日に購入。
もう少し早く読んでおけば、旅行中に見える景色も変わったものになっていたかも知れない。
生き物を、それも普段沖縄以外に住む人間には馴染みの無い生き物について紹介する以上、耳慣れない名詞が多数登場することは避けようがないが、イラストを多用しつつなるべく読み手が読みやすいように工夫されているように感じた。
欲を言えばカラーだとより分かりやすかっただろうが、図鑑ではない以上それは高望みがすぎるというものだろう。
なお、本書は、沖縄に住むおじさんが、東京で暮らしている姉弟に島々の自然を紹介するという形態をとっているもののその試みが成功しているかは疑問。 -
ミニコメント
博物学者ゲッチョ先生の案内で生き物の宝庫沖縄へ。沖縄の島々の自然や文化をイラストと共に紹介。
桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/647075 -
やっぱりフィールドワークって凄く大事だと感じた。かいりゅうほうさん。
多種多様な生き物達。海洋島。浜辺によって全然違う。虫の死骸の冬虫夏草。キノコから栄養を奪う植物菌従属栄養植物。光合成もできないから戦略として生まれた -
こんなおじさんがいて、多感な子ども時代に案内してくれたら、人生変わること間違いなし。
私は、30代の時に仕事で某動物カメラマンに沖縄本島各地を案内していただいたことがあるが、かつての貴重な体験を追想しながら読んだ。あちこちいけない時期だからこそ、味わい深い一冊に思える。 -
【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/759347 -
高校生のあかりと中学生の太陽は、沖縄で自然を研究しているおじさんの所に2人で出かける。
沖縄をディープに紹介してもらうのだ。
〇ゲッチョ先生の今までの著作を懐かしく思い出せる。
〇おばあ。おじい。
〇埋め立ての恐ろしさ。自然だけでなく、文化も埋め立てているのではないか。声高に非難しているわけではない。寂寥と静かな怒り。
・トカラ海峡と慶良間海峡。生物群が2つの海峡を挟んで異なる。