本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
- Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006000271
作品紹介・あらすじ
カント以後最大の哲学者か、読む者を呪縛する言葉の神秘主義者か。極端に評価の分かれるハイデガー。文芸批評家スタイナーは、ハイデガー特有の語法の秘密をあばき、『存在と時間』の核心に光を当てて主著とナチズム関与との関係を読み解く。思想の現代的意義を検討するとともに、近年の論争も踏まえたハイデガー入門の決定版。
感想・レビュー・書評
-
木田元の『ハイデガー』の後に読むのにとてもいい。木田元の名人芸的な行き届いた解説もついてるし。より具体的なところに踏み込んでいて、英語へのパラフレーズによってまた新しい理解が得られる。後期の思想にもかなり詳しく触れている。この本も数十年ぶりに読了したが、面白かった。昔読んだときは、後期の思想についてはこの本だけでは正直よくわからず…『技術とは何だろうか 三つの講演』などを読んでから整理を兼ねて読む方がいいかも、です。
詳細をみるコメント0件をすべて表示
全2件中 1 - 2件を表示