非神秘主義: 禅とエックハルト (岩波現代文庫 学術 182 哲学コレクション 4)
- 岩波書店 (2008年4月16日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (374ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006001827
作品紹介・あらすじ
ドイツ神秘主義の主峰エックハルトと禅は魂の根底とは何かという問いに向きあい、それは神の根底であり無であると説く。東西の伝統の狭間を通底して響きあう両者にとって根源的経験とは何か。著者はそこに神秘主義的合一を脱却した非神秘主義の自由な平常心を見て取る。現代における人間存在の窮地を様々な連関から長年にわたって究明してきた独自の深い思索が光を放つ。新編集版の著作集成。
感想・レビュー・書評
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卒論における資料として購入した覚えが。
東洋における禅と、西洋中世後期におけるマイスター・エックハルトの思想の根底にあるものを通じて両者の比較にせまっている興味深い書物。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
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