法華経物語 (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006003159

作品紹介・あらすじ

『法華経』は、「諸経の王」とよばれる代表的な大乗経典である。全ての衆生を救わずにはおかないという仏教の根本テーマが、壮大な想像力により喚起される様々の妙麗な譬喩と、インドの説話文学を取り入れた長大な仏教文学として語られる。日本の仏教思想の根幹として、日本人の考え方、精神にまで広く深く浸透した。仏教学の泰斗が、本経の広範な内容と深い哲理を、分かり易い文章で的確にまとめて紹介した『法華経』入門のための名著。

感想・レビュー・書評

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  • 多分・・・信者でさえ法華経のなんたるかを知ろうとはされないのではないでしょうか。
    学術的でわかりやすく解説されています。
    決して「信者・説教者」的立場から書かれておらず、冷静に、学問的で、文献的です。
    あの創価学会などの身近な信者たちの思考回路がわずかでもわかると思います。

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著者プロフィール

1907年、東京市生まれ。1935年、東京帝国大学大学院修了。智山専門学校(現大正大学)教授、東洋大学文学部教授、成田山仏教研究所参与・理事・主席研究所員等を歴任。1977年、没。
【主要著書】『日本の仏教』(岩波新書、1958年)、『仏教 第二版』(岩波新書、1974年)、『渡辺照宏著作集』全8巻(筑摩書房、1982年)


「2022年 『不動明王』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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