近代読者の成立 (岩波現代文庫 文芸 32)

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  • Amazon.co.jp ・本 (420ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020323

感想・レビュー・書評

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  • 『書を読んで羊を失う』の「黙読」の章で触れられていた本をようやく。

    久々の学術論文でなかなかに時間がかかってしまった。。。
    該当の章はこの本のタイトルを副題にもつ「音読から黙読へ-近代読者の成立-」だったけど、江戸末からの出版・読者層の流れを汲むことで、よりこの章が深まって自分の中にすとんと落ちてくれた。

    自分が音読するにしても、明治時代の音読文化とは様相が違うかもしれないけど、
    小説などはともかく、詩や短歌とかは声に出したくなる時もある。

  • 貸し出し状況等、詳細情報の確認は下記URLへ
    http://libsrv02.iamas.ac.jp/jhkweb_JPN/service/open_search_ex.asp?ISBN=9784006020323

  • 豊中図書館あり

  • 11/09/04、地元本屋の特売コーナーで購入。

  • 1282夜

  • 読み聞かせというと柔らかいイメージがある(子どもに読み聞かせる、お年寄りに読み聞かせる)が、かつては識字率と結びついてたはず。高知の夜学連などの話が興味深かった。別の本で読んだが、読み聞かせはカリブの植民地で始まったとか。ついでに思い出した。「遅刻」が始まったのもプランテーションだったそうだ。

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著者プロフィール

1932年神奈川県に生まれる。1957年東京大学文学部国文学科卒業。現在、立教大学文学部教授。主な著書に『近代読者の成立』(有精堂)、『成島柳北』(朝日新聞社)、『明治開化期文学集』(共著、角川書店「日本近代文学大系」)、『洒落本・滑稽本・人情本』(共著、小学館「日本古典文学全集」)がある。

「2011年 『幕末・維新期の文学 〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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