近代文学の女たち-『にごりえ』から『武蔵野夫人』まで- (岩波現代文庫 文芸 75)

著者 :
  • 岩波書店
3.50
  • (0)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 23
感想 : 1
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (247ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006020750

作品紹介・あらすじ

『にごりえ』のお力、『金色夜叉』のお宮、『雁』のお玉、『或る女』の葉子、『痴人の愛』のナオミ、『武蔵野夫人』の道子-日本近代文学を彩る六人のヒロイン。明治から戦後へと移り変わる時代風俗とともに女性の意識と心理を鮮やかによみがえらせ、著者独自の身体論、文化記号論を自在に援用して、作家の意図と小説の仕掛けをときあかす。物語を読む醍醐味を満喫させる名講義。

全1件中 1 - 1件を表示

著者プロフィール

1932年神奈川県に生まれる。1957年東京大学文学部国文学科卒業。現在、立教大学文学部教授。主な著書に『近代読者の成立』(有精堂)、『成島柳北』(朝日新聞社)、『明治開化期文学集』(共著、角川書店「日本近代文学大系」)、『洒落本・滑稽本・人情本』(共著、小学館「日本古典文学全集」)がある。

「2011年 『幕末・維新期の文学 〈オンデマンド版〉』 で使われていた紹介文から引用しています。」

前田愛の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×