源氏物語の始原と現在――付 バリケードの中の源氏物語 (岩波現代文庫) (岩波現代文庫 文芸 160)
- 岩波書店 (2010年2月17日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006021603
作品紹介・あらすじ
夜のしじまに語られた源氏物語生成に関わる深い闇、異界との緊張。学園紛争の時代、若き日の著者はカオスの中で、物語の生成と展開を渾身の力で解明し、既存の国文学研究に反旗を翻して読者の熱い共感を呼んだ。源氏研究の新たな地平を拓いた労作。話題作「バリケードの中の源氏物語」を付す。
感想・レビュー・書評
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1(物語のために―わが物語学序説;芸術の発生の日本的構造;物語の発生する機制;異郷論の試み―物語史を索めて・一側面)
2(光源氏物語の端緒の成立;光源氏物語のもうひとつの端緒の成立―小説と物語と;光源氏物語主題論;王権・救済・沈黙―宇治十帖論の断章)
3(源氏物語の近代と予感―研究あない;解体する時間の文学―源氏物語の現在;わが詩史・物語史)
付 バリケードの中の源氏物語―学問論への接近の試み詳細をみるコメント0件をすべて表示
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