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- Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006030629
作品紹介・あらすじ
あの本は偉大な政治家スターリンをけがすものだ。こんどだけは見のがしてやるが-最初の著書『極光のかげに』を日本共産党最高幹部から罵倒されたシベリア抑留帰りの著者は、孤独な長く暗い戦後を歩みはじめた。ソ連とは、社会主義とは、スターリンとは何だったのか。戦後史を画する人びとと事件の交錯をえがく誠実なヒューマニストの痛恨の回想。
感想・レビュー・書評
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歴史
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[ 内容 ]
あの本は偉大な政治家スターリンをけがすものだ。
こんどだけは見のがしてやるが―最初の著書『極光のかげに』を日本共産党最高幹部から罵倒されたシベリア抑留帰りの著者は、孤独な長く暗い戦後を歩みはじめた。
ソ連とは、社会主義とは、スターリンとは何だったのか。
戦後史を画する人びとと事件の交錯をえがく誠実なヒューマニストの痛恨の回想。
[ 目次 ]
いけにえよ、記憶を語れ
1945年の夏
「捕虜だ!捕虜だ!」
集中営のロシア
もうひとつのロシア
アントン・チェーホフとジョージ・ケナン
日本人俘虜のための新聞
帰還
菅季治の死
務台理作と中野重治
朝鮮戦争のさなかで
福原麟太郎と宮本百合子
おだやかな町―静岡で
スターリンの「言語学」論文
中国の世界語者たち
その後の中野重治
七三一部隊と「狼!狼!狼!」
ぬかるみの道はつづく
[ 問題提起 ]
[ 結論 ]
[ コメント ]
[ 読了した日 ]
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