私の沖縄現代史――米軍支配時代を日本で生きて (岩波現代文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784006033033

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  • 「けーし風」という季刊誌に2012年から2015年まで掲載された記事をまとめたものである。実際は1975年に著者が沖縄大学に赴任するところで終わっている。米軍占領から半世紀前までの本人と沖縄の関わりである。半世紀前なので立派な歴史であり、沖縄に関して卒論を書こうとする大学生にとっては読んでおくと様々な出来事がわかりやすく書かれているので参考となるであろう。
     沖縄の特集ということで朝日新聞で紹介された本である。

  • 2021年8月読了。

  • 沖縄にルーツを持つ著者が、外からの視点で戦中からアメリカ占領下を経て返還まで沖縄について記した一冊。

    「本土」と「沖縄」の隔たりについて、自分がやっぱり無知だったと気付かされる。

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著者プロフィール

1936年東京生まれ。東京大学文学部卒業、専攻は沖縄近現代史・社会学。沖縄大学名誉教授。
中野好夫主宰の沖縄資料センター研究員として沖縄戦後史を研究。沖縄大学教授を経て1989年まで同大学学長をつとめる。また石油備蓄基地反対闘争、一坪反戦地主会など沖縄の住民運動に参加。主な著書に『戦後沖縄史』(日本評論社)、『沖縄現代史』(岩波新書)など多数。

「2010年 『時代の求めにこたえて 武 建一対談集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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