- Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
- / ISBN・EAN: 9784006033439
作品紹介・あらすじ
我々は「震災が頻発する地震活性期にめぐりあわせている」。東日本大震災の復興構想会議の議長を務めた政治学者が、近代の三大震災(関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災)における被害の実態、国と社会の対応、当時の政治判断、復興への取り組みを比較・検証し、今後起こるかもしれない震災への備えとする。
感想・レビュー・書評
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東2法経図・6F開架:B1/8-2/343/K
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五百旗頭真について、朝日新聞で特集をしていたので読んア。
関東大震災、阪神淡路大震災、東日本大震災の3震災をあつかった本である。特に阪神淡路大震災は筆者が神戸大学で教えていた時ということなので、詳細に書かれていた。また東日本大震災では筆者が復興の委員会のメンバーであったので、これも詳しい。 -
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【配架場所、貸出状況はこちらから確認できます】
https://libipu.iwate-pu.ac.jp/opac/volume/568972 -
369.31||I61
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著者が、
日本近代政治学者として関東大震災を、
神戸大学教授という被災者として阪神淡路大震災を、
防衛大学学長及び復興構想会議議長として東日本大震災を、それぞれ論じた新聞連載を元にした一冊。
研究者として、被災者として、復興責任者としていずれにも偏る事なく、それでいて読み物としてグイグイと惹き付ける力を持った稀に見る好書。著者の筆致力を感じた今年ベスト3に入る本だった。
因みに著者は防衛大学退官後、熊本県立大学理事長就任、そこで熊本地震に遭遇し復旧復興有識者会議座長に就任する。「地震男」からかわれる様だが、まさに地震列島日本を象徴する人である。
ジュンク堂書店天満橋店にて購入。 -
【蔵書検索詳細へのリンク】*所在・請求記号はこちらから確認できます
https://opac.hama-med.ac.jp/opac/volume/477728