新 日本古典文学大系89 偐紫田舎源氏 下二 (岩波オンデマンドブックス)

制作 : 鈴木重三 

• 岩波書店 (2023年4月10日発売)

作品紹介・あらすじ

『源氏物語』を室町時代にうつして翻案・合巻化し、熱狂的な人気を博した、柳亭種彦の代表作。足利将軍の一子、光源氏ならぬ光氏が、謀反を未然に防がんと、色好みの浮き名に隠れて繰り広げる敵対勢力との暗闘。花の御所を舞台に、恋あり陰謀あり、歌舞伎仕立ての「源氏物語」。人気浮世絵師歌川国貞による艶麗な挿絵も収録。

著者プロフィール

1919年（大正8）年3月30日－2010年（平成22）9月1日。享年91歳。東京市麻布区霞町生まれ。東京帝国大学文学部国文学科卒。国立国会図書館司書監、白百合女子大学教授を歴任。近世文学、近世美術専攻。

「2017年 『改訂増補　絵本と浮世絵』 で使われていた紹介文から引用しています。」