三蔵法師の大唐見聞録 3 (朝日コミックス)

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  • 朝日新聞出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022140999

感想・レビュー・書評

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  • 五台山への旅、終了。

    円測とウッチ(基)、玄奘が『西遊記』になぞらえて、ともに五台山への向かう。

    途中、道教と仏教の対立、後の則天武后の野望なども描かれ、宗教とは、人を通して深められるものであることを描き出すことにつながっている。人があるから、宗教がある。こういう当たり前のことに戻っていくことがいかに難しいかというのも、含めて描かれていて、これまでの作品のテーマをしっかりと踏襲していることをうかがわせる。ぶれない作家である。

    ちなみに、玄奘が孫悟空の役柄なのは、前作『玄奘西域記』と同じ。今回の「三蔵法師」役はウッチだった。絶対、「三蔵法師」な存在になれない「玄奘」さん。とてもおもしろいキャラクターなので、また、見てみたい気もする。

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  • これで五台山編は終わりかぁ。終盤は割とあっさり目だったかな。でも短くても「玄奘西域記」とはまた違った趣でしたし、玄奘のその後もうかがい知れたし、いいお話でした。やっぱり好きですね、このシリーズ。そうなんだー、あの二人はその後そうなるんだー。ふむふむ。

  • もう終わり?
    玄奘の大立ち回り結構好きなのに。。

  • 3巻で完結なんて短い(>_<)
    長安編ありますように!

  • 諏訪さんの連載物にしては短かったかな?

    物語的には面白かったんだけど、ちょこちょこ「?」なところがあって、なんだかすっきりしない感じ。

    特に最後の方が駆け足だったのは残念かなぁ。

    続編の「長安編」を切に希望!

  • 最後までドタバタと賑やかな旅でしたな。人にとって宗教とはなにか、もしくは宗教というものを人はどう受け止めるべきか、という至極哲学的でいて実はシンプルな真理を、玄奘とウッチ達を通して読ませてくれたような作品。諏訪先生の歴史人物キャラはいつも等身大で親しみがわきます。「長安編」もあるのなら、是非是非読みたいです!

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