- Amazon.co.jp ・本 (368ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022502346
作品紹介・あらすじ
イマドキの女子高生・小梅16歳と、冴えないサラリーマンのパパ47歳。ある日突然、「大キライなパパ」と「最愛の娘」の人格が入れ替わってしまったら?ドキドキの青春あり、ハラハラのサラリーマン人生あり。ハートウォーミングな家族愛を描いた笑いと涙のノンストップ・エンターテインメント長編。
感想・レビュー・書評
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女子高生の娘・小梅とサラリーマンの父の中身が入れ替わっちゃう話。
父のことなんて嫌でしかたがなかった娘だけど、父親と入れ替わることでパパのことが分かった様子。
「相手の立場に立って考えましょう」を実際にやってみた。
御前会議で小梅がくりだす反逆がスカッとしました。
ドラマをちらっと見てたせいで、舘ひろしと新垣結衣が頭の中で動いたので、なんか、パパが舘ひろしならいいやん。とか思ったりいらんこと考えてた。 -
ドラマを見て図書館から借りて来ました。映像化したものも良かったけど小説も十分面白い。ドラマは配役が良かったよね~。会長室が秘密基地みたいだったり、気合入れてスピーチする時にウルトラセブンの変身音が流れたり。続編もドラマにならないかしらん。
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久々にみどるもんすたぁから声掛けられた
ってな事で、五十嵐貴久の『パパとムスメの7日間』
どっかで読んだ事のある様な内容とは思っとったけど、思った通りのお話(笑)
ある事故の衝撃で身体はそのままでパパとムスメの心だけが入れ替わるってやつね
ただ、入れ替わったのが、父親と思春期のムスメ。
正に今のうちの様な父娘関係
何となくムスメの感情は分かる、父親を嫌うのも思春期のせいっ!って思ってた。
もう少し会話とかしてみたいのは正直な所
もう少し大きくなったら父親嫌いは収まるかな……?
この本読んどったら、みどるもんすたぁが読みたいって言ってたらしいんで貸してみよ。
これ読んだら少しはわしに優しくしてくれるかな
最後はホラーな感じもありオモロい本でした♪
2020年13冊目 -
イマドキの女子高生・小梅16歳と、冴えないサラリーマンのパパ47歳。
ある日突然、「大キライなパパ」と「最愛の娘」の人格が入れ替わってしまったら?
ドキドキの青春あり、ハラハラのサラリーマン人生あり。
(アマゾンより引用)
とりあえず、このパパは嫌い。
仕事も適当で、娘を自分の所有物と思って型にはめようとしてる、こんな父親大嫌い。
大人の世界は子供には分からないって一蹴するような人は、結局は自分自身だって分かってないからよ。
こんな父親、大っ嫌い。 -
少し前にテレビドラマでやっていたのを思い出しながら読んでみた。ドラマは見なかったのだけれど・・。夕食後に読み始めて、寝る前には読み終わってしまった。気軽にすらすら読める、いわゆるライトノベルのジャンルに属する本だ。ストーリーはファンタジー系ではよくある話で、事故で互いの意識がいれかわってしまうもの。今回は、父と高校二年生の娘の意識が入れかわってしまう。それまでは父を生理的に受け付けず、毛嫌いしていた娘だが、自分の代わりに彼とデートしてもらったり、逆に父の代わりに会社に行って新製品のプロジェクトのリーダーを勤めたりするなかで、互いに父の立場や状況を理解するようになり・・・。逆もまた然りで、父も娘のことをだんだん理解するようになっていく。気持ちが離れてしまった親子が少しずつ理解し合っていくプロセスがちょっと心地よく、心温まる気がした。
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固めの本が続いたのでちょっと息抜き。
”入れ替わり”ものです。
平安時代には既に『とりかへばや物語』という話が書かれ、『おれがあいつであいつがおれで』(映画「転校生」の原作)や映画『君の名は。』など。さらにネットを見るとこのテーマの話がやたらと出てきますね。まあ、ハッキリしているので手を出しやすいのでしょう。
さて、父親と高校生の娘が入れ替わるこの本。
予想を下回る事もなければ、上回る事もなく。
良く言えばシンプルな、悪く言えば薄っぺらい背景や人物の造形でテンポよく話が進みます。ま、エンタメ小説として楽しませてもらいました。
TVドラマは見てないけどキャストが舘ひろしと新垣結衣。舘さんはちょっと可哀想かな。新垣さんは可愛らしくて良さそうです。
ところで、思いついた”入れ替わり”ものは、片割れが何故か思春期の少女です。その方がインパクトがあるからでしょうね。
もし熟年夫婦が入れ替わったら?何やらおぞましい(笑)小説が書けそうですが、誰か書いてみないかな。 -
五十嵐さんの2冊目?3冊目?
設定は、ごくごくありふれたもの。
はるか昔、学級文庫に「オレがアイツでアイツがオレで」なんてタイトルがあったのを思い出す。
「同級生」ではなく「父娘」の間に生じた人格交換は、これでもか!というくらいにベタな父娘の日常を描き出しつつ、世の父親の悲哀を浮き彫りに(笑)。
父親目線で読むならば、“ケンタ先輩”のちょっと古風に過ぎるくらいな好少年ぶりが、救いかな。
思わせ振りな伏線張っておいて、そのまんま投げっ放しかい?と突っ込み入れたくなっていた頃になってやっとアクションを起こしてきた“西野さん”に、冷や汗(笑)。。
そういえば、(未読だけど)デビュー作の「リカ」ってのも、まさしくその手のおハナシだったらしいね。。。
★3つ、7ポイント半。
2016.05.31.図。
※数年前に、たしか連ドラ化されてたはず。父親役が舘ひろしって……格好良すぎっしょ(笑)。
娘役は誰だったっけ?
2時間ドラマならいざ知らず、この内容を連ドラにするとしたら、果たしてどんなアレンジが加わるのか……ちょっと興味が沸いてきた。 -
久しぶりで再読。
わかりやすくサクサク読める。
ドラマも見返したくなった。
【図書館・再読・9/29読了】 -
小梅が等身大の女子高生として恭一郎の職場で活躍してしまう様子は、笑えないというか身につまされる。冷静に考えたら「大人の事情」というのは、どんな意味なんだろう?意気地を失った大人の言い訳みたいだ。事情はわからなくても、思ったことを口にした小梅は気持ちがいい。娘が父親を避ける理由が、「嫌いだから」ではないのはちょっと救われたけど果たしてホントなのかはやっぱりわからない。