- Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022510365
作品紹介・あらすじ
「魔女の薬草」を探し求めていた生薬学者が失踪した。行方を追う編集者の西田は、失踪場所が「魔女の鳥籠」と呼ばれていることを知る。そこは、齢三百歳を超える魔女が棲むとの言い伝えがあるばかりか、かつては首なし連続殺人事件が発生し、さらには、老いさらばえ、白髪となった大学生の溺死体が発見された場所だった!西田は自称・毒草師の御名形史紋に協力を仰ぐが、彼は「浦島太郎を調べたほうが早い」と謎の言葉を残す。やがて彼は、「浦島太郎の玉手箱」と「パンドラの箱」の繋がりを、神代の時代と重ね合わせて事件を紐解いていき-。
感想・レビュー・書評
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毒草師シリーズ3作目。
今回は浦島太郎にまつわるうんちくがかなり出てくるが、かなりしつこさを感じた。
同じ説明の繰り返しに、ちょっと疲れた。
このシリーズ、もういいかな…詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
相変わらずの薀蓄ネタ たくさんありがとうございます。
浦島太郎からはるか、古代天皇に跳んだ時には
嬉しくて震えが来ました。 -
毒草師シリーズ第三弾。浦島太郎に隠された真実と魔女の薬草とは・・・
よくよく考えてみると確かに浦島太郎の話って不思議だわ、なるほど。
なんだか、史紋さんがタタルさんと同化してきている気がした。 -
魔女の館にいったものは首なし死体となってかえってくる。浦島太郎。
QEDシリーズより解説がやさしい。
C0093 -
浦島太郎の民話と神社仏閣の話の隠されたつながりが明らかにされる。その語りの中で気がついたら謎の失踪事件が解決しているという、このシリーズのいつもの流れ。浦島太郎の民話に隠されている史実のくだりがいつもながらおもしろい。
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やっぱり読みやすくておもしろい、QEDのスピンオフ。タタルとの違いがあんまし無いねぇ、最後のほうはすっかりQEDで安心感のある楽しさ(笑)。カンナや神の時空も悪くはないが、やっぱりQEDスタイルのほうが良い。それよりも、いっそ現代から離れて当時オンリーの物語を読んでみたいと思う。
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201402 完読