- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022513243
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学小説】安保法案反対のために京都大学で結成された「自由と平和のための京大有志の会」。その「声明書」がネットでアップされると大きな反響を呼び、賛同者は2000人を超えている。その声明書のこども語訳に、塚本やすしが絵をつけて、親子で戦争と平和、命の重みについて考える絵本を緊急出版。
感想・レビュー・書評
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〝国と国のけんかを戦争と言います。戦争は「僕が殺されないように先に殺すんだ」という誰かの言い訳で始まります。 戦争は始めるのは簡単だけど、終わるのは難しい。 拳骨で人を傷つけて偉そうに威張っているよりも、傷つけられた人を励ましたい〟〝だから戦争を始めようする人たちに、私達は大きな声で「やめて」と言うんだ〟・・・京都大学で安保法案反対のため結成された「自由と平和のための京大有志の会」。その「声明書」のこども語訳に絵をつけて、戦争と平和、命の重みを訴えた絵本。
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京大の学生と教員による声明書を、子どもにもわかりやすい文章にし、絵本化したもの。
子どもにもわかりやすい文章だからこそ、戦争とはどういうもので、何を訴えたいのかがストレートに入ってくる。
最後のページに声明書全文が載っている。内容は同じだけど、大人の文章だけに戦争の何たるかを考えに考えて書いた文章ということが伝わってくる。 -
読み聞かせ 平和
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シンプルで力強い、平和を希求する絵本。
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絞り込んだ言葉数と詩的なリズムが、戦争の本質を分かり易く伝える。好戦的な国でこそ翻訳されてほしいなとも感じた。絵はかの『やきざかなののろい』の塚本やすしさん。
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絵がインパクトあるよね。最後に声明文が載ってて、子ども訳と比較して読みなおした。子ども訳って耳で聞いてもわかりやすい。読み聞かせもいけるかな。
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高学年から。3分。
しずかに、簡潔に戦争を伝える本。 -
5年生
6年生