- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022514004
作品紹介・あらすじ
【文学/日本文学評論随筆その他】「面倒ジジイ」へ一直線!? 50歳を超えても脚本家は日々戸惑ってばかり! 時代劇について、キャストについて、NHK大河ドラマ「真田丸」への思いとは? 連載800回を超えた朝日新聞の名物連載、単行本化第14弾。
感想・レビュー・書評
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尊敬する三谷幸喜さんが遅筆で引退を考えた時に伊東四朗さんから言われた“じゃあ、一回筆を折っといてさ、また新しい筆を拾えばいいよ”という言葉に励まされる。和田誠さんの描いた妄想キャスティング 平野レミ×メリーポピンズ のイラストがとてもいとおしい。
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真田丸楽しかったなぁとしみじみ
巻末対談で話していた通り、三度目の大河は鎌倉時代になったのだなぁとブレなさに触れた思い -
脚本家という仕事の枠からははみ出ている著者の日常ですが、その中身としての思いは脚本家としてと言う心持ちを感じられるものが多く、そんな風に見ているのですねと思いながらページを繰っていきます。時は流れ、幼子と接するシーンが出てくるとは思わなんだと感慨深げに今作も読み進めました。
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2度目の大河ドラマ「真田丸」の放送が始まる。「面倒ジジイ」へ、一直線!? いくつになっても脚本家の日々はハプニングと切り離せない!『朝日新聞』連載の第14弾。巻末には、松村邦洋との特別対談を収録。
(2016年) -
時折、お子さんの話が出てくるのが興味深い。次の巻でも「真田丸」執筆中の話が出てきそうなので楽しみ。
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大袈裟ではなく、1人部屋で読みながら笑ってしまう事もあった。面白い。日常に潜む面白いものへの発見を見習いたいなと思う。派手な日常ではなく、犬や息子とのこと等一般的な事への発見が視点一つで魅力的になると感じた。
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読了。三谷幸喜さんのエッセイ。
久し振りに再び読み始めた。何度読んでも、三谷さんの文章は面白い。三谷さんの舞台が好きでよく観ていた。彼の言葉選び、言葉遊びはこちらの想像をかきたてる。
14巻は「真田丸」や「ギャラクシー街道」の頃。
また1巻から読み直そうかな。 -
何気ない日常でも、遠い異国の劇作家の訃報でも、なんとなく趣深く読まされる。疲れた頭をほぐすのに最適なエッセイ。