絶対にギブアップしたくない人のための 成功する農業

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022515155

作品紹介・あらすじ

「土地なし、ノウハウなし、資金なし」でも大丈夫!いまの年収を落とさずに農業をはじめるための、日本一"使える"新規就農本。ゼロからはじめたイチゴの先端施設園芸をわずか数年で軌道に乗せ、新規就農支援事業にも精力的に取り組む著者が教える、門外不出の成功メソッド。

感想・レビュー・書評

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  • 筆者の経験談ではなく、就農にあたっての一般的な課題や方法論についての指南書。
    ぶどう観光農園の杉本本と有機野菜の久松本を読んで「やっぱり大変だな~」と少々げんなりしてた時に読みました。色んな不安や疑問がちょうどよく網羅されていてほどよく解消されます。6つのステップで分かりやすくまとめられていて具体的にイメージできるし、最後のモデルケースもすごく参考になります。就農を考えるとっかかりにはちょうど良い。

  • 桃山学院大学附属図書館蔵書検索OPACへ↓
    https://indus.andrew.ac.jp/opac/book/616563

  • 新規就農を、本気で考える人は読むべき一冊!
    農協、6次化、設備投資等々、農業初心者にもわかりやすくまとまっていてとても読みやすい。
    どこで、何を、どんな方法で作っていくのかを考えるという話の中の、『やりたいなら、すぐにやるべきです。農業では、1年の差は大きい。』という言葉はとても納得した。
    やり方を考えれば、農業は自由度が高いというのは純粋にわくわくした。
    就農、農業の勉強のスタートに読むのがとても参考になると思います。

  • こういう本が欲しかった。

    元IT企業の経営者の岩佐さんが、東日本大震災を機に、農業で起業。農業のノウハウを、経営の観点から書いた本。

    農業本は、生産管理系や政策系のものが多かったが、
    具体的なコスト計算など踏まえた経営の在り方やリスクを丁寧に書いた本。辞め時も含め、事例も織り交ぜているのでわかりやすい。

    本気でもっと知りたい人にとっては物足りないかもしれないが、入門には良いと思う。

    読んでてストンと落ちたのは、何よりも現実主義であること。淡々と、農協との付き合い方、政策金融や補助金の使い方等を説明されている。使えるツールに関しては、感情論が抜きなので非常にわかりやすい。

  • 農業をやりたい人農業はどうなっているのかを分かりやすく書かれています

  • めっちゃ参考になった!農業で飯食っていくなら読むべき本。農業、農家のリアルが記載されているため、とても腑に落ちる感じ。
    特に印象に残ったのは、作型。その土地にあった農作物を作らないといけない。しかも設備や人のバランスを見ながら。
    農協との関係も面白い。結局規模を大きくすると農協を頼りにしないといけなくなる。だから最初から付き合うことも必要。
    補助金についてもわこりやすい。木下斉さんとかは補助金に甘えるな!自立しろ!といってるけど正直無理ぽだから補助金に依存したいです。

  • 農業やるなら一回読んどくべき本

  • 新規就農者の多くはお金が回らずに経営破綻してしまうという話を聞き、成功するには何が必要なのかが気になってこの本を手に取った。
    一番大切なのは自分がどのようなスタイルの農家でいたいかであることで、それに合わせて、作型や出荷方法も決定して行くことで理想の農業経営となることがわかった。「有機栽培=素晴らしい」といった本を良く見るが、この本では有機栽培のメリットだけでなくデメリットもしっかりと書かれており、面白かった。こうするべきではなくて、これをするとこういうメリットデメリットがあるよと書かれており、様々な人に役立つ本であると思った。
    もし、将来農家になるなら、又はなる人がいたら一番にこの本を勧めたい。

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