マカロニの穴のなぞ

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (109ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022576736

感想・レビュー・書評

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  • デザインの話のような、そうでないような、なごやかな雰囲気。
    2021/10/21

  • マカロニだって、食卓に合うよう仕上げられたデザイン。

  • 2000年頃に新聞連載していたコラム的な文章をまとめた本だが、面白い。
    私はなぜか、画家やデザイナーが書くエッセイ的な文章が好物で、この本も気に入った。
    「ここ、イイ!」と思う文章がちょこちょこ出てくるため、痕跡本を作ってしまいそう。

    表題は、マカロニの穴のデザイン性と意味についての内容。
    他のタイトルも、原氏が手がけた仕事も含めデザインに関することが多いのだけど、専門用語の羅列もなく気軽に読める。
    各章についている、簡素なデザインイラストも文章と一緒に楽しめる。

  • デザインの哲学.日常あたりまえだと思っていることに改めて視線を注ぎ,考えていくプロセスの中でふと見えてくる新しい一面に対する真摯/紳士な思考がつまった一冊.

  • 2012年11月25日

    著者自装
    カバーイラスト/水谷嘉孝
    本文イラスト/コーチ・はじめ

  • マカロニを建築家がデザインする博覧会は聞いたことがあったので興味がありました。他にもデザインのあれこれが読めて楽しい。四角いトイレットペーパーのデザインの話が面白かった!

  • 普通のモノを
    特別なモノにさせる
    手立てを考え始めた。

  • ・原さんの作品は白のイメージが強いが、
     この本を読むと、それは「メモ用紙の白」だと感じるようになった。

     頭の中で次々メモ書きし、
     また次の発見に備え新しいページを用意。
     あれやこれやメモ書きされたノートが
     一番上だけは常に白い紙を見せて
     スタンバっている。
     そういう、白。
     かな?
     

  • ちょっとした事から

    “エレガントの法則”って何?世界からも注目を浴びるデザイナーが、世界を旅し、日常の様々な事象の細部に宿る「デザインの神様」を見い出す。―流麗な文章で綴られた“美しさ”に至るためのヒント集。

  • とても分かりやすくて読みやすい。元々は新聞での連載なので、おそらく読みやすいように配慮されていると思われる。

    日常の見過ごしてしまいがちなものを、しっかりとした裏付けを基に、ユーモア溢れる言葉で表現されているので、ただ情報が並べてあるというのではなく、読み手に語りかけてくれているような印象を持った。

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著者プロフィール

グラフィック・デザイナー。1958年岡山市生まれ。武蔵野美術大学教授。日本デザインセンター代表。
文化は本質的にローカルなものととらえつつ、日本を資源に世界の文脈に向き合うデザインを展開している。広告、商品、展覧会、空間など、多様なメディアで活動。
著書は『デザインのデザイン』(岩波書店/サントリー学芸賞受賞)、『白』(中央公論新社)ほか多数。

「2014年 『みつばち鈴木先生』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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