地域からの世界史 10

  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022585059

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  • 地中海世界の通史。2部構成で1部は中世末まで、2部は近世以降。1部は東地中海については中世以降は西アジアの巻に譲っている。ビザンツも東ヨーロッパの巻に譲っている。そのためほぼ、イタリアとイベリアの歴史になってしまっている。結果として地中海史の断片といった印象。記述は教科書的。2部はプレヴェーサ、レパント両海戦、ナポレオンのエジプト遠征、スエズ運河の建設、第二次大戦後のスエズ運河国有化をめぐる情勢など、地中海での歴史的事件を軸に話が進行する。記述が親しみやすい。

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著者プロフィール

1944年生まれ。東京大学文学部西洋史学科、同大学院で学ぶ。東北大学教授、宮城学院院長、同理事長、東北学院大学学長、東北学院理事長などを歴任。東北大学名誉教授、東北学院大学名誉教授。
著書『キリスト教徒大迫害の研究』(1991年)、『ガリラヤからローマへ――地中海世界をかえたキリスト教徒』(1994年)、『キリスト教徒が生きたローマ帝国』(2006年)ほか共編著・訳書多数。

「2022年 『初期キリスト教の世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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