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- Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022587152
作品紹介・あらすじ
南太平洋に浮かぶ火山の国、バヌアツ。1980年に独立を果たした彼の国には、古代変わらぬ暮らしを続ける部族が暮らし、そこには不思議な信仰が存在する。ジョン・フラムと呼ばれる人か精霊かもわからぬその神は、第二次大戦後の1940年代、この島に忽然と現れては消え、彼らに一つの予言を残した。「あなた方の伝統を守り続ければ、いつか私はこの島にアメリカと共に再臨し、技術や文物、富を携えたカーゴをこの地にもたらすだろう」。また別の村では、英国王室の故フィリップ王を崇拝し、「彼はバヌアツの島出身であり、この地の偉大な精霊の王だ」、と崇拝を続ける。ある西洋人の人類学者は、これらの伝承を評して、カーゴ・カルトと呼んだ。それは現在進行形で続く、20世紀最後の神話である。
感想・レビュー・書評
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図書館のメインコーナーに、ちょっとサブカル感漂う写真集が。なんと佐藤健寿氏の作品ではありませんか。
オーストラリアの横にあるバヌアツ共和国タンナ島。現在も世界で唯一「カーゴ・カルト信仰」が続いている場所。
さて、「カーゴ・カルト」とは、、、
「結局私が一番感銘を受けていたのは、あの強烈な光景でも神話でもなく、島の人々の在り方そのものだったのだと思う。きっとまた、あの島に戻ることになるだろう。」詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
カルチャーの独特さが島の魅力
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