CARGO CULT カーゴ·カルト

著者 :
  • 朝日新聞出版
3.25
  • (0)
  • (2)
  • (1)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 24
感想 : 3
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (128ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022587152

作品紹介・あらすじ

南太平洋に浮かぶ火山の国、バヌアツ。1980年に独立を果たした彼の国には、古代変わらぬ暮らしを続ける部族が暮らし、そこには不思議な信仰が存在する。ジョン・フラムと呼ばれる人か精霊かもわからぬその神は、第二次大戦後の1940年代、この島に忽然と現れては消え、彼らに一つの予言を残した。「あなた方の伝統を守り続ければ、いつか私はこの島にアメリカと共に再臨し、技術や文物、富を携えたカーゴをこの地にもたらすだろう」。また別の村では、英国王室の故フィリップ王を崇拝し、「彼はバヌアツの島出身であり、この地の偉大な精霊の王だ」、と崇拝を続ける。ある西洋人の人類学者は、これらの伝承を評して、カーゴ・カルトと呼んだ。それは現在進行形で続く、20世紀最後の神話である。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 図書館のメインコーナーに、ちょっとサブカル感漂う写真集が。なんと佐藤健寿氏の作品ではありませんか。

    オーストラリアの横にあるバヌアツ共和国タンナ島。現在も世界で唯一「カーゴ・カルト信仰」が続いている場所。

    さて、「カーゴ・カルト」とは、、、

    「結局私が一番感銘を受けていたのは、あの強烈な光景でも神話でもなく、島の人々の在り方そのものだったのだと思う。きっとまた、あの島に戻ることになるだろう。」

  • カルチャーの独特さが島の魅力

全3件中 1 - 3件を表示

著者プロフィール

写真家。世界の民俗から宇宙開発まで、世界100カ国以上を巡って幅広いテーマで撮影。代表作『奇界遺産』『世界』ほか多数。 instagram@x51

「2023年 『CARGO CULT カーゴ・カルト』 で使われていた紹介文から引用しています。」

佐藤健寿の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×