国民経済の黄昏―「複合不況」その後 (朝日選書 522)

著者 : 宮崎義一

• 朝日新聞出版 (1995年3月1日発売)

作品紹介・あらすじ

景気停滞の長いトンネルに入った日本経済。今や、金融の空洞化さえ現実化しつつある。『複合不況』の著者が、戦後日本の50年を跡づけ、世界経済の大きな歴史のうねりを洞察しながら21世紀に向かう新しい道筋を考える。

感想・レビュー・書評

[reinouさんの感想 · 2017年1月3日]

1996年刊行。著者は京都大学名誉教授。バブル崩壊以降、グローバル化(特に実需の伴わない貨幣について)の進展を背景に、国民国家という状況を超越した世界経済のありようを分析したもの。

[空水さんの感想 · 2004年12月8日]

「複合不況」のその後をさぐる一冊。