- Amazon.co.jp ・本 (175ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022603920
作品紹介・あらすじ
化粧なんかしなくとも食べ物で美人になれる。カゼ退治には豆腐とホウレンソウ。すばらしい味噌汁の効用。日本料理のうまさの秘密は水と「だし」。ただ今91歳、日本食の栄養的な合理性と佳さを説く、川島四郎氏と、生徒役のサトウサンペイ氏とが、対話とユーモラスなマンガで贈る健康づくりの知恵集成。「朝日健康情報-フットワーク」連載。
感想・レビュー・書評
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実践栄養学の川島四郎氏が、サトウサンペイ氏を生徒役に話をする栄養学講座の続編。
今回も薀蓄が満載。
風邪をひいたときには、豆腐とホウレンソウだとか。豆腐のたんぱく質とホウレンソウのビタミンCが風邪をノックアウトすると。
化粧しなくても食べ物で美人になれると、先生が。
肌のきれいな人は、肉類をあまりとらないで、穀物や野菜を主食にしていると。西洋の女性に比べて日本女性はもち肌が多いのが証拠。
ご飯の良さを見直そうと提案し、みそ汁の効用についても託言を披露する。和食が、ユネスコに登録されるのも宜なるかな。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
日本人の体質、日本の風土、紀行にあった食べ物が健康につながる。理論に裏付けられた分かりやすい語り口が魅力の栄養学講義。
前作に続き気軽に読みつつ奥の深い一冊。何より対談形式、センセイと生徒のやり取りなので分かりやすい。
日本食、過去の人類がどこかで選択して作り上げてきたメニューが栄養学的観点から理にかなっていることにどこ感動を覚える。
中国や西欧との水の質の違いが和食を生んだという指摘が炯眼。日本では当たり前の新鮮な水、他国では容易に得られないことから、例えば中国では油を使った食文化になったという。
読者は本書の中にどこかしら目からウロコの部分を得ることであろう。 -
最近見直されてるのは知ってるけど
和食って、やっぱいいなぁ。
薬膳を勉強していて、読み返してみた。
なかなか凄い本だった。
ちなみに私は文庫でなく
ペーパーバックでもっている。
分かりやすく読みやすく
栄養学の基本はきっちり抑えてある、楽しい本。