検事調書の余白 (朝日文庫 さ 22-1)

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022611314

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  • 札幌高等検察庁の検事長を務めた著者が、38年の
    長い検事生活で出会った事件をもとに、法律を論
    じ、人間を語りながら、その狭間で繰り広げられ
    る本物の人生ドラマを鮮やかに描き出す。

    著者は、元検事、退官後は参議院議員となり2期
    務めた。政界引退後、2009年に死去した。
    本書は、1993年に単行本が出版され、1996年に加
    筆のうえ文庫化された。
    単行本出版時に購読したが、現在読んでも、まっ
    たく古びていない。

    石川啄木の不起訴、護憲の神様児島惟謙など歴史
    上の人物や、世情の物事などを法律家の視点から
    書かれているが、なかなか面白い。法律家の著作
    は、固く読みにくいものが多いが、読み易くてお
    すすめである。

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