レジェンド 伝説の男 白洲次郎 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 83
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617163

作品紹介・あらすじ

今の日本人に最も足りないのは、次郎のような圧倒的な「人間力」である。終戦後、吉田茂の側近として力を発揮し陰から日本を支えた次郎の真価と魅力を丹念な取材を通して鮮明に描き出す。白洲次郎評伝の決定版がついに文庫化。貴重な写真資料を多数収録。

感想・レビュー・書評

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  • 次郎のやった事より
    正子とのエピソードや
    プライベートな話が
    出てくるところが
    面白かった

    やんちゃだけど
    筋が通ってて
    面倒見が良いおっちゃんが
    活躍場所がグローバルになると
    こんな感じになるんだろうな

    主人の本棚から拝借

  • ・白洲次郎オススメの本
    ジェームズ・M・バリーの「勇気」
    ・愛読書
     イングの「アウトスポークン・エッセイズ」
    (William Ralph Inge “Outspoken Essays”)
    ・好きな作家
     ハックスレー
    ・好きな詩人
     キーツ
    ・オススメのウイスキー
    特別な酒がない場合はデュワーズホワイトラベル
    ・好きなウイスキー
     ブラックボトル、グレンファークラス
     マッカラン

  • 2014年4冊目。

    白州次郎という男、とにかく「かっこいい」。
    GHQにも物怖じしない剛胆さ、曲げない美学・プリンシプル、それでいてさりげない優しさや愛嬌のある臆病さ・・・
    ちょっとかっこ良すぎるんじゃないか。

    彼の「やり過ぎ」なところまで美化された書き方のようにも捉えられたが、
    そうなるほどに自分を貫き通していたのだろう。
    彼の自著も読みたい。
    本人の言葉に触れたい。

  • やっぱり、この人が大好き。

  • 筆者の後書きにも書かれているが、「白洲次郎 占領を背負った男」で書かれていたものを補完するような本であり、別なエピソードを知る事も出来、十分に楽しめた。
    白洲次郎についての本を初めて読む人なら、この本、単独でも楽しめるが「白洲次郎 占領を背負った男」や「風の男 白洲次郎」のほうを先に読んだ方が白洲次郎のやってきた事の流れが掴めて良いかもしれない。

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著者プロフィール

昭和35年12月24日愛知県名古屋市生まれ。東京大学法学部卒業後、富士銀行入行。資産証券化の専門家として富士証券投資戦略部長、みずほ証券財務開発部長等を歴任。平成20年6月末でみずほ証券退職。本格的に作家活動に入る。
著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)、『福沢諭吉 国を支えて国を頼らず』『吉田茂 ポピュリズムに背を向けて』『佐治敬三と開高健 最強のふたり』(以上、講談社)、『陰徳を積む―銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』(PHP研究所)、『西郷隆盛 命もいらず名もいらず』(WAC)、『胆斗の人 太田垣士郎―黒四(クロヨン)で龍になった男』(文藝春秋)、『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』(KADOKAWA)、『本多静六―若者よ、人生に投資せよ』(実業之日本社)などがある。

「2022年 『稲盛和夫伝 利他の心を永久に』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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