- Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022617163
作品紹介・あらすじ
今の日本人に最も足りないのは、次郎のような圧倒的な「人間力」である。終戦後、吉田茂の側近として力を発揮し陰から日本を支えた次郎の真価と魅力を丹念な取材を通して鮮明に描き出す。白洲次郎評伝の決定版がついに文庫化。貴重な写真資料を多数収録。
感想・レビュー・書評
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次郎のやった事より
正子とのエピソードや
プライベートな話が
出てくるところが
面白かった
やんちゃだけど
筋が通ってて
面倒見が良いおっちゃんが
活躍場所がグローバルになると
こんな感じになるんだろうな
主人の本棚から拝借詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・白洲次郎オススメの本
ジェームズ・M・バリーの「勇気」
・愛読書
イングの「アウトスポークン・エッセイズ」
(William Ralph Inge “Outspoken Essays”)
・好きな作家
ハックスレー
・好きな詩人
キーツ
・オススメのウイスキー
特別な酒がない場合はデュワーズホワイトラベル
・好きなウイスキー
ブラックボトル、グレンファークラス
マッカラン -
2014年4冊目。
白州次郎という男、とにかく「かっこいい」。
GHQにも物怖じしない剛胆さ、曲げない美学・プリンシプル、それでいてさりげない優しさや愛嬌のある臆病さ・・・
ちょっとかっこ良すぎるんじゃないか。
彼の「やり過ぎ」なところまで美化された書き方のようにも捉えられたが、
そうなるほどに自分を貫き通していたのだろう。
彼の自著も読みたい。
本人の言葉に触れたい。 -
やっぱり、この人が大好き。
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筆者の後書きにも書かれているが、「白洲次郎 占領を背負った男」で書かれていたものを補完するような本であり、別なエピソードを知る事も出来、十分に楽しめた。
白洲次郎についての本を初めて読む人なら、この本、単独でも楽しめるが「白洲次郎 占領を背負った男」や「風の男 白洲次郎」のほうを先に読んだ方が白洲次郎のやってきた事の流れが掴めて良いかもしれない。