松浦弥太郎の仕事術 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022617316

感想・レビュー・書評

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  • 2021.4.29読了。いつも手元に置いて、ときどき読み返したい本。仕事の基本について、尖っていた時期もあったからこそ今スーッと自分の中に入ってくることばかりでした。

  • 第1章 働くこととは
    仕事とは「自分」を役立てること/「ゼロ設定」で自分を成長させる/「自分の得意」を磨く勉強/敬意を表す身だしなみ/仕事と車と靴の法則/約束を守る/働くうえでの万能の書etc.

    第2章 仕事と暮らしを楽しむ生き方
    すべてのベースは健康管理/休日を充実させてセンスを磨く/自主性はオフの日に訓練する/一人の時間を確保する/いい仕事をするために遊ぶetc.

    第3章 人とかかわって働くこと
    その人の後ろの「五十人」を意識する/「いつも新しい人」と付き合う/三つのアプローチを忘れない/観察力とテレパシー/あえて距離を縮めない

    第4章 仕事のための 思考と発想
    毎日、自分をアップデート/行動のエンジンは思索/頭の中に白い画用紙をおく/頭を可視化する情報カード/集中力と継続力etc.

    第5章 時間に追われず 情報に流さず
    物理的な準備と精神的な準備/規則正しいスケジューリング/名刺も書類も頭にしまう/ミニマムな仕事道具/PCより頭と手を使う/いらない情報は遮断するetc.

    第6章 自分のキャリアをデザインする
    チャレンジと賭けを間違えない/生涯のお守りになるルール/流されたら理念に戻る/嫌な仕事の変換法/豊かさの貯金/直感を信じよう、勇気を出そうetc.

  • 「新入社員に読ませたい、【基本の基本】」
    が書かれている本。


    「名刺より握手すれば態度などで一次情報がインプットされる」
    「メールなどより直接会った方が深いつながり」とあったが、
    コロナ禍の現在はどういう対応をするのか、
    気になった。

    メモを手で書くことは、自分も行なっている。
    スマホでメモを取るよりも不便だが頭に入りやすく、
    メモ帳の紙がどんどん減っていく「達成感」が味わえる。

  • 気になった言葉の数々。勉強になりました。

    コストダウンは大切だが、取引先との共存は忘れてはいけないと肝に銘じる。オフタイムを規則正しく過ごす。土日は自主性を養う訓練の日。人を立て、その人を主役にすること。人を信じて人に任せる試みを始める。一人の人の後ろには50人がいる。一人を敵を回せば、50人の敵ができる。一人に嫌われると、50人に嫌われてしまう。3つのアプローチを忘れたない。笑顔と挨拶と自分の意見をはっきり伝えること。仕事の人間関係においては仲良くしすぎないこと。独立した個人と個人とに尊重し合いながら、プロとしての責任と役割を果たしていく。わからないことリスト。人の話をよく聞くこと。議論を戦わせていても、聞き手になる方が得策。ちょっと首をひねるだけでも効果。トイレに行って手だけ洗う。いつ代打を命じられても、ヒットが打てる補欠選手の如く、日頃から素振りをしておく。仕事の本質はほとんど準備。障害のお守りになるルール。飾らないこと、真似て学ぶこと、嘘をつかないこと、約束を守ること、自立すること、欲張らないこと、心をこめること。与えられた全てをチャンスと思い、それに感謝する。拒絶ほど、デメリットが多いことはない…予想を超えた状況でどう動くかを見ることほど、部下の力量を測るわかりやすい方法はない。年収分は貯金を蓄えておいた方が良い。don’t forget your smile!運気を味方にせよ。仕事において、暮らしにおいて、いつでもどんな時でも自分に幸せを運んでくれるのは、助けてくれるのは人であることを忘れないこと。断食を2日続けると空腹が増すごとに感覚はどんどん鋭敏になる。

  • 仕事に生きる知恵がたくさんあります。

  • 厳しい人が、実際に行っていること。
    思考とアクションの質を上げていくためには参考になることが多い。
    パラパラと読み返すことになりそうだ。

  • 感想
    松浦氏の仕事術が一冊に凝縮されていた。美しい言葉で丁寧に書かれている一冊だった。

    心に残ったフレーズ。
    ・仕事とは自分を役立てる事
    ・自分の得意を磨く勉強をする
    ・いつも新しい人と付き合う
    ・いらない情報は遮断する
    ・休日を充実させてセンスを磨く

  • I thought of this author as a calm and quiet personality. But he is a fighting man. He insists that it is important to work with courage even if it looks ugly.

  • 自己啓発

  • ・仕事とは自分を役立てる事
    ・その人の後ろ50人を意識する
    ・仕事の基本とは健康管理
    ・いらない情報は遮断する

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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