即答力 (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 43
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022618610

感想・レビュー・書評

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  • 即答することの大切さと、即答力を身に付けるために日頃から気をつけるべきことなど、43項目にわたって書かれている。

    即答することは相手に対する誠実さを示すことにもなり、即答することでチャンスを逃さず、人の信頼を得られる。
    即答するためには、自分のキャパを知ること、日頃から様々なことに問題意識を持っておくこと、自分事として捉えることが大事、など各項目は短く読みやすい。

    内容は、ある意味、社会人として当然と思えることばかりだが、案外実践できていないこともあり、改めて気をつけようと思った。

  • 「即答力」それはコミュニケーション能力。

    いつくるか分からないチャンスの為に、いつでも飛び込めるよう自分を鍛えておくのが大切だ。(分かっていても出来ていないときもある…)

    自分と違った価値観を否定せず柔軟に考え対応すること。好奇心を持ち質問をすること。誠実でいること。失敗を恐れず挑戦すること。また会いたいと思われる人になること。


    丁度新しい挑戦を始めるところだったので、向き不向きについて今更考えることを辞め、失敗しても素早くリカバリーすればいいという思考になり、そのまま進むことに決めた。

  • 即答する姿勢が仕事と人生を成功に導くと。
    短い時間で読めてすっとあたまが整理される。

    うちのちび子たち、高校生くらいになったら読んでみて欲しい…

  • 社会人1年目、即答を求められる日々を過ごしてた中偶然出会った。さっそく次の日から実践しようと思ったことばかりだった。

  • 松浦弥太郎さんの考え方は自分にとって為になるというか、社会での上手な生き方を教えてくれる気がする。共感することもあれば新しい教訓もある。
    〝呼ばれる人になる〟〝誰もやりたがらないことを率先してやる〟〝先手を打つ〟〝自分からおもしろがる〟
    これらのことは私も普段から気をつけています。

  • 常に自分に起こることに不満を抱くのではなく、感謝をする。そして自分はこれだけのサイズの歯車なのかと身の丈を知る。身の丈を知ったうえで、誰かを幸せにするために今自分ができることに取り組む姿勢は、やってくるチャンス球を打ち返すことができる。
    誰かの幸せのために即答することは、思い描いている世界を実現するための積み重なる準備をしていることだと分かった。

  • なんだか筆者の自慢話と抽象的な話がずっと続いてたような読後感が残った。参考になる点もあったので星3つ。

  • 仕事へのマインドセットに役立つ本。

    チャンスをつかむためにはすぐに答えられるようにしておこうという話が中心だけど、それ以外にも
    人間力を磨くためのヒントも詰まっている。

    ただまぁよくある話だった

  • 普遍的なビジネス書という感じ。著者の作品の中でも仕事に関しては納得できる部分が多かった。
    ちょうど仕事の節目となる時期だったので、これまでの仕事のスタイルについて考え直すいい材料になった。
    また読み返したい。

  • 小難しい表現がなく、すごく丁寧な文章なので読んでいて気分が良い!
    印象に残ったところ
    ・即答力とは何でも即座に答える力ではく、感謝の気持ちが根底にある上での姿勢
    ・輝きを増していく本当の実力をつけるためには、ベーシックを深掘りして本質を見つけ出すこと。著者の個人的なベーシックは正直、親切、ていねい、笑顔(←この4つめっちゃいい)
    ・「もう一度会いたい」と思われるかどうかがその人のもっている総合力

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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