「怒り」を生かす 実践アンガーマネジメント (朝日文庫)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022620019

感想・レビュー・書評

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  • 「まあ許せる」の範囲を広げる。「私は」を主語にする。怒ったら自分がその場から離れる。

  • 実践編ということもあり、すぐ生活に取り入れられるようなHOW TO本になっていて良いです。
    すぐ取り入れたのは、パートナーとの名もない家事の見える化!自分だけやってると思うとなんだかチリツモでイライラしてしまいますが、良い解決法を提案されてます!

  • 2021年2月28日読了。

    P55
    人が人に対して「怒り」を感じる場合、
    単純にいえば、それは「価値観の違い」
    といえます。
    よって「〜すべき」が多い人、強い人ほど、
    誰かに対して怒りの感情を抱く機会が多かったり、
    強くなったりします。

    P69
    「怒り」の感情を抱いたときに、
    最もやっていけないこと
    それは「反射」です。
    ・反射的に何か悪いことをいう
    ・反射的に悪影響のある行動をとってしまう。

    P76
    怒りは原始脳と呼ばれる「大脳辺縁系」で
    生まれます。
    ここは主に「怒る」や「喜ぶ」や「悲しむ」
    などの「感情」を司り、本能的な反応が起こる
    脳の場所です。
    「計算する」「翻訳する」ときに使うのは、
    「大脳新皮質」です。ここは、言語や計算など
    「理性」を司り、人間の社会的な役割を果たす
    脳の場所です。
    そのため、「計算」や「翻訳」をして
    「大脳新皮質」を刺激すると、
    理性を呼び起こすことができるのです。

    P113
    「身近な人、理解して欲しい人にほど、
    『怒り』は強くなりやすい」

    P114
    人は怒りを感じるとき、
    「自分のことをわかってほしい」
    「自分の味方をしてほしい」
    「自分の意見を尊重してほしい」という思いを
    強く持っている相手ほど、
    それが得られなかったときに怒りを感じがちです。

    P118
    「怒りは不安が原因」と言っても過言では
    ありません。「不安が強い人ほど怒る」のです。

    P165
    「なぜ〜できないんだ」と理由を聞くふりをして、
    相手を責める言動をとらない。
    「今度から〜してほしい」と未来志向で伝える。

  • 具体的な対策が書いてある。

  • 怒りよりも目標。

  • 実践編も出ていたので、購入。
    基本メッセージは変わらず。
    怒りは自分の選択。
    仕事におけるイライラの大半は、「すべき」の対立。怒りは不安が原因でもある。不安への対処という視点が大事。
    体調管理もアンガーマネジメント。疲れていたりすると、怒りやすくなる。
    怒りに負ける人とは、「怒りにとらわれて前に進めない人」

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著者プロフィール

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会代表理事。日本のアンガーマネジメントの第一人者。アメリカのナショナルアンガーマネジメント協会では最高ランクのトレーニングプロフェッショナルにアジア人で唯一登録されている。著作は中国、台湾、韓国、タイ等でも翻訳され累計50万部を超える。

「2020年 『みんなの怒りスイッチをさがせ!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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