- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022620422
作品紹介・あらすじ
巨額の資産を築くお金持ちは、裏では教養をフル活用している。「投資は教養を土台にしたシナリオ勝負」「IT起業家はなぜ東洋思想にハマるのか」など、教養ブームの中、お金持ち研究の第一人者がまとめる「儲かる教養」の身につけ方。
感想・レビュー・書評
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知っておきたい教養の解説。知っていることをどう使うか、にセンスが求められるのも教養。
特に、日本のインターネット検索が機能していない点など、参考になる。
当たり前のことだが、検索上位に上がってくる結果が、何を意味しているのか。
現象の本質、事件の背景と事件で得をする当事者、未来予測ではなく当事者として未来にどう関わるのか、といったことが、ビジネスには重要ということ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
厚くない文庫本だから致し方ないのだが、結局のところ「教養」をどう使って判断力を磨いて行くのかをもっと詳しく知りたかった。お金を儲けるためには経済学や哲学、数学などの教養が必要なんだという主張はそれなりに理解しやすかったし、なかなか意味をつかめなかった形而上学と形而下学の意味がそれなりに掴めたし、構造主義という考え方も今までよりは分かり易かったので、この人にはもっと生きて行く上での場面場面の判断の具体的なものを書いた本を出してほしいな。
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一般教養がいかに大事か40過ぎると分かります
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お金を稼ぐための教養=社会学、経済学、数学、情報工学、哲学、歴史学の観点から広く浅く紹介している。社会学ではゲマインシャフト⇄ゲゼルシャフト的組織の対比、経済学ではケインズ経済学と貨幣数量説、数学では帰納法と演繹法的考え方、哲学では唯物論と観念論から記号論、プラグマティズム的実践主義、歴史学ではローマに学ぶ支配から中国の伝統的冊封体制まで内容は幅広い。
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歴史の章が、最も納得のいく内容だった。
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再読大事
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お金の話はほとんど出てこなく、教養の話でしかもつまらない分野の話で買わなければ良かった。最近2冊読んだお金の話に教養がプラスされた物を想像していたので完全に題名に騙された。最近このパターンが多い。また2度と買わない著者リストが増えた。
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お金を儲けることだけではなく、社会人として身につけておくべき教養を身につけてられたと思います。
広く浅く学びたい方におすすめです。、 -
お金を稼ぐためには、
人間社会についての洞察が必要となる。
そのときに、人や社会を理解しようとする
学問や、人の思考や行動をよりよくしようとする
工学は役にたつ。
大衆になってはいけないが、
大衆に受け入れられなければ、お金に、ならない。
人が何に困っているのか、検索ワードが役に立つ。
給与をもらうよりも、資本でお金を増やす方が
リターンが大きい。